沿革
全国発達障害者連絡会議(略称:発達連)は、発達障害当事者が自主的に活動し、相互に連携してきた長い歴史を礎として設立されました。
平成28年度(2016年)に、一般社団法人発達・精神サポートネットワークが厚生労働省障害者総合福祉推進事業指定課題15の「発達障害当事者同士の活動支援の在り方に関する調査」を受託し、発達障害当事者協会がNPO法人DDACの協力を得て、我が国初となる発達障害当事者会の実態調査を実施いたしました。
その後、平成29年7月(2017年)には東京都、平成30年1月(2018年)には大阪府において当該調査の報告会を開催いたしました。
これらの会合では、調査にご協力いただいた各当事者会をお招きし、発達障害当事者会フォーラムとして大会およびパネルディスカッションを実施するとともに、厚生労働省や一般社団法人日本発達障害ネットワーク(JDDnet)、そして発達障害の支援を考える議員連盟等との交流を深める貴重な機会となりました。
また、平成30年9月(2018年)には広島県、平成31年10月(2019年)には宮城県においても発達障害当事者会フォーラムを開催し、各地域における研修会や連携イベントを通して、地域間の協力体制の確立に努めてまいりました。
新型コロナウイルス感染症の影響により一時活動を休止しておりましたが、令和5年10月(2023年)には愛知県において通算5回目のフォーラムを開催し、活動再開の一歩を踏み出すことができました。
これを契機に、全国規模での連携組織の設立を望む声が高まり、これまでフォーラムや研修会等を共催してまいりました各団体が発起団体となり、全国連携組織設立に向けた活動を開始いたしました。
令和6年に東京都にて開催された発達障害当事者会フォーラムでは、全国連携体制の構築に向けた発起団体が一堂に会し、その後も引き続き意見交換を行い、令和7年4月1日に「全国発達障害当事者連絡会議」が正式に発足する運びとなりました。
フォーラムパネリスト登壇団体
地域および団体名のみ掲載しております。
第1回 パネリスト団体(順不同)
- 【東京都】ほんわかカフェ (Neccoカフェの当事者会)
- 【東京都】(一社)東京言友会
- 【神奈川県・東京都】発達障害ピアサポート サピア
- 【千葉県】千葉県発達障害当事者会CHT会
- 【全国】DX会 (NPO法人EDGE成人部会)
- 【東京都】つむぎ発達障害障害当事者会
- 【東京都】東京・多摩「大人の発達障害当事者会」
- 【全国】NPO法人日本トゥレット協会
- 【東京都】みどる中高年発達障害当事者会
- 【千葉県】アスペ・発達凸凹の集い「優しい時間」
- 【栃木県】足利こころのピアサポート「ゆいまーる」
- 【全国】発達障害当事者協会
第2回 パネリスト団体(順不同)
- 【大阪府・兵庫県】NPO法人DDAC
- 【大阪府】(一社)UnBalance
- 【大阪府】さかいハッタツ友の会
- 【兵庫県】成人発達当事者サロン しぇあ
- 【愛知県】(一社)あいち発達障害サポートネットワーク
第3回 パネリスト団体(順不同)
- 【広島県】ついんくる
- 【広島県】ぽっぽカフェ
- 【岡山県】どろだんごの会
- 【島根県・鳥取県】山陰スモステの会
- 【愛媛県】ワンピース
- 【徳島県】オーティの会
- 【大分県】NPO法人共に生きる
- 【熊本県】成人発達障害当事者グループSierra
第4回 パネリスト団体(順不同)
- 【北海道】Agefreecommunity
- 【北海道】発達障害当事者ミーティング こんとん
- 【青森県】ガジュマルつがる
- 【岩手県】ネマール
- 【宮城県】ここねっと
第5回 パネリスト団体(順不同)
- 【愛知県】(一社)あいち発達障害サポートネットワーク こねっこ
- 【愛知県】にじいろ名古屋
- 【三重県】三重県発達障害当事者の会にじいろ
- 【静岡県】Prismstation
- 【石川県】ここらぼ
- 【富山県】富山ほっとサロン
第6回 パネリスト団体(順不同)
- 【大阪府・兵庫県】NPO法人DDAC
- 【全国】発達障害当事者協会
- 【大阪府】さかいハッタツ友の会
- 【島根県・鳥取県】山陰スモステの会
- 【愛知県】(一社)あいち発達障害サポートネットワーク こねっこ
- 【東京都】(一社)発達・精神サポートネットワーク